Q. |
よく日田天領水と比較される電解還元水とはどんな水なのかその違いを教えて下さい
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A. |
日田天領水と比較される電解還元水とは活性水素の性質を調べるために特殊な方法で作った研究用の水で飲むことのできない水です。
日田天領水は地下深くから汲み上げ続けられているpH約8.2〜8.3の弱アルカリ性(pHとは水素イオン濃度のことでpH7を中性、7以上をアルカリ性、7以下を酸性といい、水道水の規格基準では5.8〜8.6の範囲の水を日常の飲用に適合する水としています)の日常飲用に適した天然水で、高い活性水素値を有し、活性酸素の消去能力をはじめ様々な試験結果より健康によいことを九州大学白畑實隆教授が研究により明らかにしています。
一方、比較に使用される電解還元水は、活性水素の性質を明らかにするために超純水(一般の精製水をさらに精製し、不純物を極限まで取り除いた水)に0.01%NaCl(塩化ナトリウム)を添加し白金電極を用いた整水器で電気分解した際に陰極側に生成されるpH約11程度の強いアルカリ水です。実際にはHCl(塩酸)を添加し、pH7に中和してから実験を行っています。(pHと活性水素とは関係がありません)この電解還元水はあくまでも研究用の水で、飲むことはできない水です。このような特殊な条件で生成された電解還元水にも活性酸素を消去する作用があることをやはり九州大学白畑實隆教授が研究により明らかにしています。
日田天領水はこの電解還元水より高い活性水素値を示し、その力は約4倍程度もあると言われています。
【参考文献】ウォーター研究会ニュースレターNO.20:P2「いわゆる”電解還元水”について」他
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Q. |
日田天領水と一般家庭で作る事ができるアルカリイオン水との違いを教えて下さい
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A. |
原水の質が根本的に違います。
水の性質は溶解しているミネラル分の種類や量などによってさまざまな性質を示します。アルカリイオン整水器は電気分解の原理を利用して水道水のpHを上げることはできますがミネラル分すべてをコントロールするわけではありません。原料となる水道水の性質によって整水後の水の性質は異なるものと思われます。
一方、日田天領水は大分県日田市中ノ島の一定の場所から汲み上げられている天然水のためその成分にほとんど変動がありません。ですから水源の全く異なる水道水で作られたアルカリイオン水と日田天領水を比較するには個々の家庭のアルカリイオン水と日田天領水を比べるしか方法はありません。
あえてその違いを言うのであれば、日田天領水(pH約8.2〜8.3の弱アルカリ性)は、水道法規格基準46項目の検査をすべて合格している、日常の飲用水としてご利用いただくことができるミネラルウォーターですが、アルカリイオン整水器で作られるアルカリイオン水は、整水器の設定によって水道法の基準範囲(pH5.8〜pH8.6を飲用に適合する水と定められています。)を越えてしまうことがあり、その場合、日常の飲用水として水道法上、不適当な水となってしまう点が大きな違いと言えるかもしれません。pHの高いアルカリイオン水を日常の飲用水として利用する場合には、本来医師や薬剤師など専門家の指導を受けながら目的を明確にして飲むことが必要かと思われます。
※水道法の規格とは、日常その水を飲用した場合の私たちの健康を考えて設定された基準です。
※水道法:水道水基準他
【参考文献】ウォーター研究会ニュースレターNo.20:P3.4「アルカリイオン整水器に関する注意事項について」
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Q. |
「活性水素水ができる」という触れ込みでアルカリイオン整水器を勧められているのですが、アルカリイオン整水器で活性水素ができるのですか?
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A. |
家庭用のアルカリイオン整水器はあくまでも電気分解によって水道水のpHを調整してアルカリイオン水をつくる整水器であって、決して活性水素を作る整水器ではないと思われます。
活性水素や活性酸素の消去能力が確認され日田天領水との比較に用いられている電解還元水はミネラル分などの不純物を一切取り除いた超純水といわれる特殊な水に0.01%のNaCl(塩化ナトリウム)を添加したものをさらに特定の条件を兼ね備えた機器を用いて電気分解して作られた強いアルカリ性を示す研究用の水です。
一方、家庭用のアルカリイオン整水器で作ったアルカリイオン水全てに活性酸素を消去する作用があるかどうかについては残念ながらそのような報告はありませんし、各家庭の水道水の水質が水源によって全く異なるわけですからたとえ特定の条件を兼ね備えた機器を使用した場合でも個々にその水を調べてみなくてはわからないものと思われます。
日田天領水との比較に用いられている電解還元水とアルカリイオン水とは水を電気分解するという点では同じですが使用する水やpH値そして使用する機器などが全く異なる別の水と思われます。
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Q. |
目の前で活性水素のあることを実験でみせてくれたのですがこんなに簡単に活性水素が測れるのですか?
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A. |
実演販売で使われる試薬や機材程度では活性水素の有無や活性酸素の消去能力は測定できません。
このような実演販売はよく消費者センターや水道局に寄せられる「問題のある浄水器の販売方法」の一つでpH指示薬やpHメーター、酸化還元電位計(ORPメーター)、電気伝導度、電気分解など水道水やミネラルウォーターの特徴を利用してあたりまえの現象をいかにもすばらしいもののように見せる実演販売の一種です。
例えば、活性水素の量を測ると称して使用されているpH指示薬の色が赤く変色するのは電気分解によってpHが高くなるためですし、酸化還元電位の数値が下がるのは電気分解をした際に発生するガス成分などの影響であり、活性水素量や活性酸素の消去能力とは関係がないと思われます。
実際に活性水素の測定方法は未発表で、当社でも九州大学白畑實隆教授の研究室へ検査を依頼していますし、活性酸素の消去能力の測定にも色々な機材や試薬が必要な為、実演販売には利用することは不可能と思われます。
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Q. |
日田天領水は採水してすぐでないとその力はなくなってしまうのですか?
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A. |
そんなことはありません。
日田天領水は長い年月をかけてゆっくりと地球の恵みを吸収しその恵を私たちへ与えているのです。この長い時間をかけて作られた水の性質はそんなに簡単に変化してしまうものではありません。
水温や保管状態などさまざまな条件で水の性質は微妙に変わります。しかしそれは周りの環境に日田天領水が合わせているだけで日田天領水の本質が変わったわけでは決してないのです。このような微妙な変化は時間の経過とともに本来有るべき姿に戻っていきます。日田天領水はまるで生き物のように自己の性質を保とうとする力が強いようです。日田天領水の力が半年経過してもほとんど変わらない(九州大学白畑實隆教授の研究室の検査結果より)のは、そのためと思われます。
いずれにしても、長い年月をかけて造られた地球からの贈り物「日田天領水」は人間が機械を使って作るものとは根本的に質が違うようです。
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Q. |
「天領日田の水」とか「日田天然水」「日田天領の水」といった日田天領水に似た名前の水は、日田天領水と関係があるのですか?
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A. |
全く関係ありません。
日田天領水(登録商標)に似せたまぎらわしい名称のミネラルウォーターやその二次製品を購入させられたという報告が入っています。日田天領水の名前が全国的に有名となったことを利用して、まぎらわしい名称などを用いて不当に商品を売りつけようとする業者がいますので、十分ご注意下さい。また、「日田天領水の社員」と名乗り、高額な整水器の販売を行っている業者がいます。(株)日田天領水はミネラルウォーターの会社で整水器の販売を行うことは絶対にありません。このような場合には、消費者センターなどにすぐ連絡してください。
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